{"product_id":"271","title":"プラハ・ヴァロリス国際展金賞受賞作家、走泥社創設者 鈴木 治 作 「原始美術への回帰」 、淀画廊陶歴付き 麦酒吞 ビアマグ ロックグラス #271","description":"\u003cp data-path-to-node=\"8\"\u003e本作は、日本の現代陶芸界の頂点に君臨し、国内外の主要な近代美術館にその作品が永久収蔵されている巨匠、鈴木治（すずき おさむ、1926年-2001年）氏の直作による手付きの酒器です。専用の木箱である共箱には、作家直筆によって「麦酒呑」と流麗な草書体で力強く題されており、手の中にずっしりと収まる重厚な筒型の造形と、力強く引かれた極太のハンドルを有しています。作家自身は麦酒（ビール）を至高の時間で味わうための器として制作していますが、現代のラグジュアリーなライフスタイルにおいては、長い歳月を経て美しい琥珀色へと変化した希少な古酒や、プレミアムなシングルモルトウイスキーを大ぶりの氷と共にゆっくりと味わうための至高のオンザロックグラスとしても圧倒的な存在感を放ちます。手に触れた瞬間に伝わる、手吹きガラスや一般的な手捻りの器とは一線を画す、ロクロ師の血統が生み出す極めて正確な骨格、探求された厚み、そして粗い土肌のダイレクトな質感は、お酒を嗜む時間を格別な芸術体験へと引き上げてくれます。海外の美術市場では手に入れることが極めて困難な日本の前衛クラフトピースであり、熱心なコレクターの審美眼を満足させる最高の資産価値を備えています。\u003c\/p\u003e\n\u003cp data-path-to-node=\"9\"\u003e作者である鈴木治氏は1926年、京都の高名なロクロ師であった鈴木宇源治の三男として生まれ、2001年に急逝されるまで、日本の工芸史を塗り替える前衛表現を追求し続けました。昭和23年（1948年）、氏は八木一夫、山田光、松井美介、叶哲夫と共に前衛陶芸集団である「走泥社」を結成し、それまで日本の陶芸界において絶対の常識であった料理を盛る、水を注ぐといった実用性（用の美）という呪縛を根底から打ち破る運動を開始しました。彼らは粘土を単なる器の材料ではなく、純粋な自己表现のための素材として再定義し、日本初のオブジェ陶という全く新しい芸術ジャンルを誕生させました。走泥社はその後半世紀にわたり日本の現代美術界の最前線を牽引し、1998年の第50回走泥社展をもって、陶芸を現代アートへと昇華させるという创设時の理想が美術界で完全に達成されたことを理由に、その輝かしい歴史的使命を全全として円満に解散しました。この激動の運動の中で、鈴木氏は自らの作品を単なるオブジェと呼ばず、土（泥）によって世界のかたち（象）を現すという意味を込めて泥象という言葉を好んで使い、卓越したロクロ技術を変形・解体させて独自の詩情溢れる造形を追求し続け、1999年には東京国立近代美術館において大規模な回顧展が開催されるなど、世界的なステータスを不動のものとしました。\u003c\/p\u003e\n\u003cp data-path-to-node=\"10\"\u003e本作の正面において圧倒的な存在感を放つ独特な顔の形のモチーフは、鈴木氏がキャリアを通じて追求し続けた自然への畏敬と原始美術への回帰を完璧に体現しています。この円形の浮き彫りレリーフに刻まれた目や鼻筋、并びに下部に配された連続する渦巻き文様は、太陽や風といった大自然の生命力を彼独自の詩的なユーモアで擬人化したものであり、縄文土偶や古代の仮面が持つ純粋な呪術的エネルギーを現代の器の中に宿らせています。器の表面はあえて粗い粒子を含んだ御影土のような力強い土肌を露出させ、その上から淡い緑灰色を帯びた長石釉を薄く掛けることで、有機的な土の温かみと、表面に細かく現れた美しい貫入（細かなひび割れ模様）のきらめきを見事に融合させています。さらに、器の底部エッジには、釉薬の切れ際と無釉の素地が登り窯の激しい炎によって化学反応を起こして生まれた、鮮やかな赤みの火色（ひいろ）が生じており、炎と土が一体となった劇的な瞬間をそのまま器の中に閉じ込めています。ハンドルの付け根には氏の真正の作であることを示す治の丸陶印が鮮明に捺されており、共箱の蓋裏に据えられた直筆署名と落款、そして当時の個展会場の空気感を今に伝える大阪の淀画廊による公式な陶歴（栞）が完璧に揃っています。鈴木氏のオブジェ思想（泥象）が、自らの原点である用の器へと見事に回帰した、氏の生涯の芸術性を凝縮した最高のコンディションを保つ至高の一品です。\u003c\/p\u003e\n\u003cul\u003e\n\u003cli\u003e\n\u003cstrong\u003e作者：\u003c\/strong\u003e 鈴木 治（すずき おさむ、1926年-2001年）\u003cbr\u003e\n\u003c\/li\u003e\n\u003cli\u003e\n\u003cstrong\u003e作者の代表的な活動歴：\u003c\/strong\u003e［1926年］ ロクロ師鈴木宇源治の三男として京都に生まれる、［1948年］ 八木一夫、山田光らと前衛陶芸集団「走泥社」を結成し第1回展を開催、［1961年］ 日本陶磁協会賞を受賞、［1962年］ プラハ国際陶芸展にて金賞を受賞、［1968年］ 大阪芸術大学陶芸科助教授に就任、［1970年］ ヴァロリス国際陶芸ビエンナーレ展にて金賞を受賞および京都近美主催「現代の陶芸―ヨーロッパと日本―」に招待出品、［1971年］ ファエンツァ国際陶芸展にて貿易大臣賞を受賞および日本陶芸展推薦招待出品（以後毎回出品）、京都・東京国立近代美術館主催「現代の陶芸―アメリカ・カナダ・メキシコと日本―」展に招待出品、［1975年］ 「国際陶芸展‘75」に出品、［1979年］ 「アート・ナウ’79」に出品、［1999年］ 東京国立近代美術館にて大規模回顧展「詩情のオブジェ 鈴木治の陶芸」が開催、［2001年］ 73歳にて逝去\u003cbr\u003e\n\u003c\/li\u003e\n\u003cli\u003e\n\u003cstrong\u003e作品収蔵実績：\u003c\/strong\u003e 東京国立近代美術館、京都国立近代美術館をはじめとする世界各国の主要近代美術館のパブリックコレクションに永久収蔵\u003cbr\u003e\n\u003c\/li\u003e\n\u003cli\u003e\n\u003cstrong\u003e製作年代：\u003c\/strong\u003e 1971年～1974年頃（推定、国際展での金賞受賞を重ね、走泥社の中心として最も油の乗った全盛期の作）\u003cbr\u003e\n\u003c\/li\u003e\n\u003cli\u003e\n\u003cstrong\u003e商品状態：\u003c\/strong\u003e 非常に良い（欠けなし、割れなし）\u003cbr\u003e\n\u003c\/li\u003e\n\u003cli\u003e\n\u003cstrong\u003e付属品：\u003c\/strong\u003e 専用共箱、包布、淀画廊発行の公式陶歴（栞）あり\u003cbr\u003e\n\u003c\/li\u003e\n\u003cli\u003e\n\u003cstrong\u003e材質：\u003c\/strong\u003e 陶器（長石釉）\u003cbr\u003e\n\u003c\/li\u003e\n\u003cli\u003e\n\u003cstrong\u003e寸法：\u003c\/strong\u003e \u003cspan\u003e口径約 9.0 cm 高さ 約 9.5cm\u003c\/span\u003e\u003cbr\u003e\n\u003c\/li\u003e\n\u003cli\u003e\n\u003cstrong\u003e注意：\u003c\/strong\u003e 当店が提供する商品は新品未使用であっても生産時期が大変古いものであり、すべて中古品として掲載しています。商品には経年によるダメージがある場合がありますので、ご理解及びご確認の上で購入をご検討ください。\u003c\/li\u003e\n\u003c\/ul\u003e","brand":"Antique Liquor","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":47930758725819,"sku":null,"price":250000.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"thumbnail_url":"\/\/cdn.shopify.com\/s\/files\/1\/0652\/0510\/8923\/files\/IMG_7923_result.jpg?v=1781230271","url":"https:\/\/antiqueliquor1926.com\/products\/271","provider":"Antique Liquor","version":"1.0","type":"link"}