{"product_id":"315","title":"人間国宝板谷波山共創東陶会創立会員、天然ガス焼成の先駆者、矢口窯 田中 穂山 作 朝鮮唐津の歴史的名品 筒茶碗 ロックグラス  #315","description":"\u003cp data-path-to-node=\"1\"\u003e近代日本の陶芸史において、人間国宝である板谷波山と共に東陶会を立ち上げた黎明期の会員であり、のちに国内初となる天然ガス燃料による焼成技術を確立した大名工、田中穂山による極めて希少な矢口窯時代の作品です。田中穂山（たなか ほざん、本名：田中 作太郎、1884年10月21日-1964年6月13日）は、京都東山の五條坂に生まれ、高名な陶芸家であった実父の平安香山氏より清水焼の器ものづくりの厳格な手ほどきを受けました。1913年には三井合名会社に招かれてシンガポールへ渡り、現地で産業を支えるゴムの木用の陶製カップ製造に従事するという異色の経歴を持ちます。1925年の帰朝後、東京蒲田の矢口の渡し近くに矢口窯を築いて茶器づくりに没頭し、1938年には中国の山東省・河南省で陶器の地味を研究、戦中の1944年には滋賀県高島町で幻の音羽焼を復興、そして戦後の1947年からは千葉県茂原にて大多喜天然ガス会社の久留島秀三郎社長の招聘により長生窯を築き、天然ガス焼成による茂原焼を興しました。その79歳で逝去するまでの波乱万丈な足跡と高い芸術性は、和洋女子大学文化資料館に田中穂山氏陶磁器コレクションとして常設保管・展示されている事実からも歴史的に証明されています。\u003c\/p\u003e\n\u003cp data-path-to-node=\"2\"\u003e本作は、田中穂山が1925年の帰朝から1938年の中国渡航までのわずかな期間にのみ稼働させた、東京・矢口窯時代の全盛期に制作された朝鮮唐津の歴史的名品です。付属する専用の木箱（共箱）の蓋表面には、作家自身の直筆による流麗な墨書で作品名である「筒茶碗」の文字と、左下に真正なるサインである「矢口窯 穂山作」、そして朱印（落款）が鮮明に残されており、大正末期から昭和10年代前半にかけて築かれた名窯の真作であることを客観的に証明しています。手作業によるろくろ成形ならではの肉厚で力強い造形を持つ器の表面には、茶褐色の鉄釉をベースに、白濁した藁灰釉が大胆に流し掛けされ、激しく流下する見事なコントラストを描いています。温度管理が極めて困難な当時の石炭窯ならではの炎の造化により、釉薬の境界には鮮やかな黄緑色や青みを帯びた窯変のグラデーションが生じており、底面には赤茶色の力強い素地と釉薬のちぢれが露出しています。さらに器の内側を覗き込むと、見込みの底にガラス質の艶やかな青みを帯びた釉溜まりが形成されており、外観の豪快な景色とは対照的な深い奥行きを湛えています。\u003c\/p\u003e\n\u003cp data-path-to-node=\"3\"\u003eこの美術史的価値の高い筒茶碗を、洗練された現代のライフスタイルに合わせ、年月を経て深いコクと芳醇な香りを纏った古酒や熟成酒、あるいはこだわりのウイスキーを大きめの氷とともに楽しむための至高のジャパニーズコウゲイ酒器（ロックグラス）としてご提案いたします。実父の平安香山より受け継いだ清水焼の精緻な技術と、世界の土を研究した穂山ならではの手の中に心地よく収まる重厚なフォルムは、お酒の香りを優しく包み込み、注がれた琥珀色の液体が内側の神秘的な釉溜まりや外側の豪快な色彩と美しく共鳴します。田中穂山は時代ごとに東京、滋賀、千葉へと拠点を移しており、各地域での制作期間が非常に限られているため現存する真作の絶対数は極めて少なく、特にこのように共箱が完全に付属した状態の矢口窯時代の筒茶碗が民間市場に流通することは滅多にありません。海外ではほとんど情報のない幻の巨匠による、日常の晩酌を最高峰の立体アートを鑑賞する時間へと昇華させる唯一無二の一点物です。\u003c\/p\u003e\n\u003cul\u003e\n\u003cli data-path-to-node=\"5\"\u003e\n\u003cstrong\u003e作者：\u003c\/strong\u003e 田中 穂山（たなか ほざん、本名：田中 作太郎、1884年10月21日生まれ〜1964年6月13日没、享年79歳）\u003c\/li\u003e\n\u003cli data-path-to-node=\"6\"\u003e\n\u003cstrong\u003e作者の代表的な活動歴：\u003c\/strong\u003e [1884年] 京都東山五條坂の陶芸家・平安香山に師事し清水焼を学ぶ、[1913年] 三井合名会社に招かれシンガポールへ渡る、[1925年] 帰朝し東京蒲田に矢口窯を開窯、[1927年] 東陶会会員となる、[1938年] 中国の山東省・河南省にて陶器の研究、[1944年] 滋賀県高島町にて音羽焼の復興に尽力、[1947年] 千葉県茂原市へ移住し大多喜天然ガスの久留島秀三郎社長の招聘により国内初の天然ガス焼成による長生窯を開窯（茂原焼を創始）\u003c\/li\u003e\n\u003cli data-path-to-node=\"7\"\u003e\n\u003cstrong\u003e作品収蔵実績：\u003c\/strong\u003e 和洋女子大学文化資料館（田中穂山氏陶磁器コレクションとして常設保管・展示）\u003c\/li\u003e\n\u003cli data-path-to-node=\"8\"\u003e\n\u003cstrong\u003e製作年代：\u003c\/strong\u003e 1925年〜1938年（大正14年〜昭和13年・東京矢口窯時代）\u003c\/li\u003e\n\u003cli data-path-to-node=\"9\"\u003e\n\u003cstrong\u003e商品状態：\u003c\/strong\u003e 良い（欠けなし、割れなし、古美術品としての経年変化を除く、箱の足に１か所欠損あり）\u003c\/li\u003e\n\u003cli data-path-to-node=\"10\"\u003e\n\u003cstrong\u003e付属品： \u003c\/strong\u003e専用共箱（蓋表に「筒茶碗」、左下に「矢口窯 穂山作」の墨書および落款あり）、箱の足に欠損あり\u003c\/li\u003e\n\u003cli data-path-to-node=\"11\"\u003e\n\u003cstrong\u003e材質： \u003c\/strong\u003e陶器（朝鮮唐津様式・鉄釉・藁灰釉・窯変）\u003c\/li\u003e\n\u003cli data-path-to-node=\"11\"\u003e\n\u003cmeta charset=\"utf-8\"\u003e\n\u003cb id=\"docs-internal-guid-011fa271-7fff-9dda-239a-2b133608f07b\"\u003e\u003cspan\u003e寸法： \u003c\/span\u003e\u003c\/b\u003e高さ 約 10.5 cm、経口 約 9.3 cm \u003c\/li\u003e\n\u003cli data-path-to-node=\"12\"\u003e\n\u003cstrong\u003e注意：\u003c\/strong\u003e 当店が提供する商品は新品未使用であっても生産時期が大変古い歴史的工芸品であり、すべて古美術・骨董品として掲載しています。商品には特有の窯傷や経年による微細な変化がある場合がありますので、古美術の本質をご理解およびご確認の上で購入をご検討ください。\u003c\/li\u003e\n\u003c\/ul\u003e","brand":"Antique Liquor","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":48093148643515,"sku":null,"price":100000.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"thumbnail_url":"\/\/cdn.shopify.com\/s\/files\/1\/0652\/0510\/8923\/files\/IMG_9135_result.jpg?v=1784358836","url":"https:\/\/antiqueliquor1926.com\/products\/315","provider":"Antique Liquor","version":"1.0","type":"link"}