{"product_id":"373","title":"米国・国際民俗芸術博物館収蔵 経済産業大臣表彰 美濃焼伝統工芸士 百窯 安藤 百利行 作 灰釉梅花皮 ぐい呑 共箱 栞付 和のショットグラス #373","description":"\u003cp\u003e美濃焼の伝統工芸士、安藤百利行（あんどう もりゆき）による灰釉梅花皮（かいらぎ）のぐい呑です。白く縮れた釉が器の上半分を覆い、その下に黄緑色の灰釉の帯と、赤褐色に焼き締まった土肌が続きます。共箱の蓋には「灰釉梅花皮 ぐい呑」の箱書きと「百利行」の署名・朱印があり、朱印を捺した包布と、作家の陶歴と制作の考えを記した栞が添えられています。当店では、オールドボトルのウイスキーや長く熟成させた古酒をストレートで少しずつ味わう、和のショットグラスとしてご提案します。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e安藤百利行は昭和19年（1944年）に岐阜県瑞浪市に生まれ、陶磁器デザイナーの日根野作三に師事し、京都と常滑で修業しました。栞には、昭和42年（1967年）に作陶生活に入ったと記されています。日根野作三（1907〜1984）は、多治見市美濃焼ミュージアムが「戦後日本を代表する陶磁器デザイナー」と紹介する人物で、三重県を拠点に岐阜・愛知・滋賀など多くの陶磁器産地でデザインを指導し、美濃の窯業界に大きな影響を与えました。安藤百利行は瑞浪市稲津町に工房「百窯」を構え、栞によれば、朝日陶芸展に9回、中日国際陶芸展と日本新工芸展にそれぞれ6回出品し、美濃陶芸展では中日奨励賞を2回受け、美濃陶芸大賞も受けています。美濃焼伝統工芸士に認定され、美濃陶芸協会の理事も務めました。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e栞以外の資料で確認できる実績として、平成6年度（1994年）に東濃信用金庫の「美濃陶芸作品永年保存事業」で「灰釉彩文『舞』」が永年保存作品に選ばれ、平成20年（2008年）には美濃焼伝統工芸士として伝統的工芸品産業功労者等経済産業大臣表彰の功労賞を受けています。海外では、米国ニューメキシコ州サンタフェの国際民俗芸術博物館（Museum of International Folk Art）が、2002年と2003年に作られた花入3点を収蔵しています。同館の記録は、そのうち2003年作の六角形の花入を、作家の三つの代表的な釉のひとつである「灰釉梅花皮」の作例として紹介し、その縮れた肌が古い翡翠のように見えると記しています。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e梅花皮とは、焼成の際に釉が縮れて、粒状や島状に固まった景色のことで、刀の鞘などに用いられた梅花皮鮫（かいらぎざめ）と同じ名で呼ばれます。文化庁の文化遺産オンラインは、大井戸茶碗「有楽井戸」の高台の周囲にできた白いぶつぶつの文様を、釉薬の縮れによる梅花皮として解説しており、井戸茶碗の景色として古くから知られています。作家は栞の中で、近代工芸の美しさは単純・明快・洗練にあるという考えを示し、古陶器にある志野・織部・黄瀬戸・天目・灰釉を基にした、独自の「灰釉鬼肌」「灰釉梅花皮」「美濃火襷」などが作品の中心であると記しています。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e本作には、その灰釉梅花皮がはっきりと表れています。器の上半分では、厚く掛かった白い釉が細かな亀甲状に縮れ、白から淡い青緑の島の一つひとつを、褐色の細い線が縁取っています。腰のあたりでは灰釉が黄緑色から暗い緑色に溶けて帯となり、その下端は滴るように垂れています。下半分は赤褐色に焼き締まった土肌で、黒い小さな斑点が散り、白い梅花皮との対比が際立っています。器形は口縁にわずかなゆがみのある碗形で、締まった高めの高台が付き、高台脇には刻銘があります。見込みは淡い黄緑色の釉に覆われ、細かな貫入と小さな斑点が見られ、中心には轆轤の渦が残っています。美術館に収蔵された花入と同じ、作家の代表的な釉を、ぐい呑の大きさで備えた作例です。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e栞には日本新工芸展への出品が6回と記されています。同展は昭和54年（1979年）に第1回が開かれ、以後毎年開催されているため、6回目の出品は早くても昭和59年（1984年）となります。一方、栞には平成6年度（1994年）の永年保存作品の選定や平成20年（2008年）の経済産業大臣表彰が記されていないことから、栞は1994年より前に作られたものとみられます。これらのことから、本作は1984年から1994年頃の作と推定されます。\u003c\/p\u003e\n\u003cul\u003e\n\u003cli\u003e\n\u003cstrong\u003e作者：\u003c\/strong\u003e安藤 百利行（あんどう もりゆき、1944年-）／百窯（岐阜県瑞浪市稲津町）\u003c\/li\u003e\n\u003cli\u003e\n\u003cstrong\u003e作者の代表的な活動歴：\u003c\/strong\u003e[1944年] 岐阜県瑞浪市に生まれる、[1967年] 作陶生活に入る、[1994年] 東濃信用金庫「美濃陶芸作品永年保存事業」で「灰釉彩文『舞』」が永年保存作品に選定、[2008年] 伝統的工芸品産業功労者等経済産業大臣表彰 功労賞（美濃焼伝統工芸士）。以下は栞の記載で年の表記なし：陶磁器デザイナー日根野作三に師事、京都・常滑で修業、朝日陶芸展 9回、中日国際陶芸展 6回、日本新工芸展 6回、美濃陶芸展 中日奨励賞（2回）・美濃陶芸大賞、全日本輸出デザインコンクール 受賞・入選、岐阜県総合デザイン展 受賞、東京・名古屋・大阪・豊橋・岐阜で個展、美濃焼伝統工芸士に認定、美濃陶芸協会理事\u003c\/li\u003e\n\u003cli\u003e\n\u003cstrong\u003e作品収蔵実績：\u003c\/strong\u003e国際民俗芸術博物館（Museum of International Folk Art、米国ニューメキシコ州サンタフェ）花入3点（2002年作2点、2003年作1点）／東濃信用金庫「美濃陶芸作品永年保存事業」永年保存作品「灰釉彩文『舞』」（平成6年度）\u003c\/li\u003e\n\u003cli\u003e\n\u003cstrong\u003e制作年代：\u003c\/strong\u003e1984年〜1994年頃（推定。栞に記された日本新工芸展6回の出品歴と、1994年以降の顕彰が栞にないことによる）\u003c\/li\u003e\n\u003cli\u003e\n\u003cstrong\u003e商品状態：\u003c\/strong\u003e非常に良い（欠けなし、割れなし。釉の縮れと亀甲状の線は梅花皮の技法によるものです）\u003c\/li\u003e\n\u003cli\u003e\n\u003cstrong\u003e付属品：\u003c\/strong\u003e共箱（蓋に「灰釉梅花皮 ぐい呑」の箱書き、「百利行」の署名と朱印）、包布（印あり）、栞（陶歴）\u003c\/li\u003e\n\u003cli\u003e\n\u003cstrong\u003e材質：\u003c\/strong\u003e陶器（美濃焼・灰釉梅花皮）\u003c\/li\u003e\n\u003cli\u003e\n\u003cstrong\u003e寸法：\u003c\/strong\u003e高さ 約 4.6 cm、口径 約 6.0 cm\u003c\/li\u003e\n\u003cli\u003e\n\u003cstrong\u003e注意：\u003c\/strong\u003e当店が提供する商品は新品未使用であっても生産時期が大変古いものであり、すべて中古品として掲載しています。商品には経年によるダメージがある場合がありますので、ご理解及びご確認の上で購入をご検討ください。\u003c\/li\u003e\n\u003c\/ul\u003e","brand":"Antique Liquor","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":48265143877819,"sku":null,"price":38500.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"thumbnail_url":"\/\/cdn.shopify.com\/s\/files\/1\/0652\/0510\/8923\/files\/IMG_6199_result.jpg?v=1793373027","url":"https:\/\/antiqueliquor1926.com\/products\/373","provider":"Antique Liquor","version":"1.0","type":"link"}