{"product_id":"466","title":"米国コーニングガラス美術館収蔵作家 パリ・ポンピドゥー・センター「前衛芸術の日本」展出品 各務 満 『くりすたる茶盌』 赤紫色彩 つや消し 氷皿・菓子皿見立て #466","description":"\u003cp dir=\"ltr\"\u003eガラス工芸作家・各務満氏による「くりすたる茶盌」です。共箱の正面には「くりすたる茶盌」と読める墨書があり、「満」の署名と朱印が添えられています。当店では、茶盌として作られたこの器の広い口と浅い器形を生かし、洋酒に添える氷を盛る氷皿として見立ててご提案いたします。おつまみ皿や菓子皿、小料理を盛る器としてもお使いいただけます。\u003c\/p\u003e\n\u003cp dir=\"ltr\"\u003e各務満は東京美術学校彫刻科で学んだのち、昭和18年に各務クリスタル製作所（現カガミクリスタル）に入社しました。同社は、各務鑛三が昭和9年に日本初のクリスタルガラス専門工場として創業したものです。各務満は日展や現代工芸展への入選を重ねた後、昭和41年に公募展から離れてフリーの作家となりました。1980年代には、京都国立近代美術館、北海道立近代美術館、サントリー美術館などの展覧会に招待作家として出品しています。1986年から翌年にかけてパリのポンピドゥー・センターで開かれた「前衛芸術の日本 1910-1970」展にも出品しました。\u003c\/p\u003e\n\u003cp dir=\"ltr\"\u003e米国のコーニングガラス美術館は、1981年頃にカガミクリスタルの工場で制作された茶碗と水指を所蔵しています。同館の記録によると、いずれも無色の鉛ガラスを宙吹きで成形したものです。底から口縁へ向かって立ち上がる波状の色線に斑状の金箔を重ねた意匠で、底のポンテ跡は残さずに仕上げられています。\u003c\/p\u003e\n\u003cp dir=\"ltr\"\u003e本品にも、これと共通する造形の考え方が見られます。淡い黄色を帯びた半透明のガラスに、高台まわりから胴の下半分にかけて、赤紫から赤褐色の色彩が炎や花弁を思わせる不規則な輪郭で広がり、口縁に向かうにつれて淡く消えていきます。底から口縁へ色が立ち上がる構成は、美術館の収蔵作と同じ方向性をもつものです。器面は内外ともにつや消しの質感で、ガラスの内部には無数の細かな気泡が散り、光を受けると金色にきらめいて見えます。\u003c\/p\u003e\n\u003cp dir=\"ltr\"\u003e口縁はゆるやかに波打つ不整形の輪郭で、上から見ると角の柔らかな多角形を描きます。口縁は厚みを残して仕上げられ、光にかざすと断面が明るく透けます。高台は低く削り出され、畳付と底面は平らに研磨されています。底面には研磨による同心円状の痕が残り、ポンテ跡は見られません。高台際には、赤褐色の小さな粒状の色ガラスが点在しています。なお、つや消しの加工方法、金箔使用の有無、成形技法は外観からは断定できないため、記載を控えております。\u003c\/p\u003e\n\u003cp dir=\"ltr\"\u003e制作年代は、付属の栞をもとに推定しています。栞に印刷されたカガミクリスタル株式会社の電話番号は、1991年1月1日の8桁化より前の、東京の7桁表記です。また、略歴の最終項目は昭和62年（1987年）です。この2点から栞の印刷時期を1987年から1990年の間と判断し、栞と組で伝わる本品の制作も同じ時期と推定しました。\u003c\/p\u003e\n\u003cul\u003e\n\u003cli dir=\"ltr\"\u003e\n\u003cstrong\u003e作者： \u003c\/strong\u003e各務 満（かがみ みつる、1918-1999）\u003c\/li\u003e\n\u003cli dir=\"ltr\"\u003e\n\u003cstrong\u003e作者の代表的な活動歴：\u003c\/strong\u003e[1941年] 東京美術学校彫刻科卒業、文部省工芸技術講習所に第一期生として入所、[1943年] 各務クリスタル製作所に入社、[1951年] 神奈川県最優秀デザイン賞受賞（以後、日展工芸に15回、現代工芸展に3回入選）、[1966年] 公募展への出品をやめフリー作家となり、以後毎年各地で個展、[1980年] 京都国立近代美術館「現代ガラスの美」ヨーロッパと日本展に日本招待作家として出品、[1981年] 京都国立近代美術館「今日のガラス展」オーストラリア・カナダ・アメリカ・日本展に日本招待作家として出品、[1982年] 北海道立近代美術館「世界現代ガラス展」に日本特別招待作家として出品、[1983年] 福井県立近代美術館「現代日本の工芸―その歩みと展開」に招待出品、[1986年] サントリー美術館「日本のガラス三〇〇年展」およびパリ・ポンピドゥー・センター「前衛芸術の日本 1910-1970」展に招待出品、[1987年] 久留米・岩田屋「ガラスの世界展」に招待出品、[2023年] 富山市ガラス美術館「日本近現代ガラスの源流」展に出品（没後）\u003c\/li\u003e\n\u003cli dir=\"ltr\"\u003e\n\u003cstrong\u003e作品収蔵実績：\u003c\/strong\u003eコーニングガラス美術館（米国）\u003c\/li\u003e\n\u003cli dir=\"ltr\"\u003e\n\u003cstrong\u003e制作年代：\u003c\/strong\u003e 1987年〜1990年頃（付属栞の印刷時期からの推定）\u003c\/li\u003e\n\u003cli dir=\"ltr\"\u003e\n\u003cstrong\u003e商品状態： \u003c\/strong\u003e良い（欠けなし、割れなし。見込みを中心に細かな擦れあり）\u003c\/li\u003e\n\u003cli dir=\"ltr\"\u003e\n\u003cstrong\u003e付属品： \u003c\/strong\u003e専用共箱、包布、栞 あり\u003c\/li\u003e\n\u003cli dir=\"ltr\"\u003e\n\u003cstrong\u003e材質： \u003c\/strong\u003eガラス（共箱に「くりすたる」と表記）\u003c\/li\u003e\n\u003cli dir=\"ltr\"\u003e\n\u003cstrong\u003e寸法：\u003c\/strong\u003e 高さ 約 5.0 cm、幅 約 14.3 cm\u003c\/li\u003e\n\u003cli dir=\"ltr\"\u003e\n\u003cstrong\u003e注意：\u003c\/strong\u003e 当店が提供する商品は新品未使用であっても生産時期が大変古いものであり、すべて中古品として掲載しています。商品には経年によるダメージがある場合がありますので、ご理解及びご確認の上で購入をご検討ください。\u003c\/li\u003e\n\u003c\/ul\u003e","brand":"Antique Liquor","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":67598486044859,"sku":null,"price":45000.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"thumbnail_url":"\/\/cdn.shopify.com\/s\/files\/1\/0652\/0510\/8923\/files\/IMG_4301_result.jpg?v=1791349309","url":"https:\/\/antiqueliquor1926.com\/products\/466","provider":"Antique Liquor","version":"1.0","type":"link"}