岩田久利 手吹 金彩 赤ガラス 盃(杯) #25

こちらは、日本の現代ガラス工芸を世界水準に高めた巨匠、岩田久利（1925–1994）による希少な手吹きガラス盃です。大胆な赤と金彩の組み合わせ、そして柔らかく揺らめくような手吹きのフォルムは、久利作品の中でも特に表情豊かで、卓越した色彩感覚と造形美を感じさせます。

本作には、細かい金彩粒子と斜めに走る赤の流線模様が施されており、まるで火炎や情熱を閉じ込めたような迫力と美しさを持っています。底部に向かってすぼまる形状は手取り感もよく、鑑賞用としてだけでなく、特別な場面での酒器としても優れた存在感を放ちます。

• 制作元：岩田久利工房
• 制作年代：1980年代と推定
• 状態：非常に良い（欠けなし、割れなし）
• 付属品：専用箱あり　
• 材質：手吹き硝子
• 寸法：直径5.8(口径5.0)　高さ9.4cm
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