商品情報にスキップ
1 19

伊勢崎 満 作 備前赤絵 ぐいのみ 備前焼 岡山県重要無形文化財 #169

伊勢崎 満 作 備前赤絵 ぐいのみ 備前焼 岡山県重要無形文化財 #169

通常価格 ¥55,000 JPY
通常価格 セール価格 ¥55,000 JPY
セール 売り切れ
配送料はチェックアウト時に計算されます。

伊勢崎満(1934-2011)氏は、戦後備前の復興を牽引した名工・伊勢崎陽山氏の長男であり、岡山県指定重要無形文化財保持者です。生涯を通じて中世古備前の研究に尽力した氏は、伝統備前界の精神的支柱とも言える存在でした。

本作品の箱には、署名に「満」、烙印に「陽山」の印が見られます。満氏は生涯を通じて「陽山窯」の当主として、父の遺したこの名門の窯印を自身のスタンダードとして使い続けました。それは、名工の血筋を引くことへの誇りと、伊勢崎家の正統なる品質を保証する証でもあります。

特筆すべきは、本作品が氏のキャリアの後半、特に芸術的感性が極まった1990年代から晩年の2000年代にかけて制作されたと推測される「備前赤絵」の逸品であることです。釉薬を用いないストイックな備前の美学を極めた巨匠が、その円熟期において、あえて「色彩」という現代的な挑戦を選んだ事実は重要です。備前土特有の鉄分と上絵具の定着という技術的困難を、数十年かけて磨き上げた焼成技術によって克服し、土の重厚さと鮮烈な赤の対比を見事に完成させました。

伝統的な茶褐色の備前の中に、現代的な緊張感が宿る本作は、名門の看板を守りつつも、時代を超越する感性を持ち続けた伊勢崎満氏の「到達点」と言えるでしょう。学術的・芸術的評価を確立した巨匠による、資料的価値も極めて高い至高の逸品です。

  • 作者:伊勢崎 満(いせざき みつる、1934-2011)
  • 作者の代表的な活動歴:[1961年] 岡山県展山陽新聞社賞を受賞、[1966年] 日本伝統工芸展初入選、[1972年] 中日国際陶芸展大賞受賞、[1973年] 日本陶磁協会賞受賞、[1984年] 岡山県文化奨励賞受章、[1994年] 山陽文化賞受賞、[1998年] 備前焼製作技術の保持者として岡山県重要無形文化財に認定
  • 作品収蔵:東京国立近代美術館京都国立近代美術館、ヴィクトリア&アルバート博物館(英国)大英博物館、など
  • 制作年代:1990年代~2000年代(推定)
  • 状態:非常に良い(欠けなし、割れなし)
  • 付属品:専用木箱、包布
  • 材質:陶器
  • 寸法:高さ約 6cm、口径約 5.5cm
  • 注意:当店が提供する商品は新品未使用であっても生産時期が大変古いものであり、すべて中古品として掲載しています。商品には経年によるダメージがある場合がありますので、ご理解及びご確認の上で購入をご検討ください。

低在庫:残り1個

詳細を表示する