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現川焼 十三代 横石臥牛 白鷺文(しらさぎもん) ロックグラス #182

現川焼 十三代 横石臥牛 白鷺文(しらさぎもん) ロックグラス #182

通常価格 ¥30,000 JPY
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十三代横石臥牛(本名:横石宏美、1925年~2016年)は、長崎県指定無形文化財現川焼の保持者であり、江戸時代中期にわずか50年ほどで途絶えた幻の陶器、現川焼を現代に再興させた中興の祖です。現川焼は西の至宝と称されながらも約200年にわたりその技法が失われていましたが、横石家が代々研究を重ね、十三代においてその芸術性を極致へと高めました。氏はその卓越した功績により紫綬褒章や勲四等旭日小綬章を受章しており、作品は九州陶磁文化館や長崎県美術館に収蔵されるほか、国内外の皇室や王室への献上品としても数多く選ばれています。

本作品に描かれている白鷺文(しらさぎもん)は、十三代臥牛の代名詞とも言える最も重要な意匠です。現川焼の最大の特徴は、鉄分を多く含む褐色の陶土を磁器のように薄く焼き上げ、その上に白い化粧土を刷毛で塗る刷毛目(はけめ)技法にあります。氏は特に、空から舞い落ちる霙を連想させる繊細なみぞれ刷毛目を得意とし、この刷毛の勢いだけで白鷺の優美な姿を描き出します。鉄分の多い土と化粧土は収縮率が異なるため、薄造りの器において剥がれや割れを防ぎながらこれほど精密な文様を定着させるには、極めて高度な熟練の技術を要します。

当店ではこの歴史的な筒杯を、オールドウイスキーや古酒を愉しむための特別な酒器として提案いたします。鉄色を帯びた素地の深い色合いと、躍動感あふれる白鷺のコントラストは、琥珀色の液体を注ぐことで一層その美しさを際立たせます。薄造りの口当たりは酒の繊細な風味をダイレクトに伝え、器の中に描かれた白鷺が液体を通して揺らめく様子は、まさに日本の伝統美を掌で味わう贅沢な体験となります。2016年に惜しまれつつ没した名工の手による、再興現川焼の全盛期を象徴する希少な一点です。

  • 作者:十三代 横石臥牛(よこいし がぎゅう、1925~2016)
  • 作者の代表的な活動歴:1975年 長崎県指定無形文化財保持者に認定、1982年 日本陶磁協会賞受賞、1987年 紫綬褒章受章、1995年 勲四等旭日小綬章受章。
  • 作品収蔵実績:九州陶磁文化館、長崎県美術館、他。
  • 制作年代:1990年代~2000年代(作家全盛期の円熟期)
  • 状態:非常に良い(欠けなし、割れなし)
  • 付属品:なし
  • 材質:陶器(現川焼・刷毛目)
  • 寸法:高さ 約 7 cm、口径 約 5 cm
  • 注意:当店が提供する商品は新品未使用であっても生産時期が大変古いものであり、すべて中古品として掲載しています。商品には経年によるダメージがある場合がありますので、ご理解及びご確認の上で購入をご検討ください。

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