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京都市芸術功労賞受章 千家十職中川浄益工房伝承 日本工芸会正会員 田中 秀明 作 鍛銅 菊文モール建水 共箱付属 鎚起工芸アイスボウル #275

京都市芸術功労賞受章 千家十職中川浄益工房伝承 日本工芸会正会員 田中 秀明 作 鍛銅 菊文モール建水 共箱付属 鎚起工芸アイスボウル #275

通常価格 ¥70,000 JPY
通常価格 セール価格 ¥70,000 JPY
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千家十職の金物師である中川浄益工房の茶道具制作に従事し、のちに重要無形文化財「鍛金」保持者(人間国宝)となる三好正豊や15代金谷五良三郎らを育て上げた京都の金工家、田中秀明(たなか ひであき、本名:田中重男、1916年生、日本工芸会正会員)による鍛銅の菊文モール建水です。父である金工家・田中英蔵に師事して伝統技術を修得した田中秀明は、京都の茶道金工の最高峰を陰で支え、1985年度には京都市芸術功労賞を受賞するなど、伝統的な鎚起工芸の分野で極めて高い評価を獲得しました。金属板を金鎚で叩き延ばし・絞り込みながら成形する鍛金技法において、同氏は極めて高度な手仕事の熟練を誇り、伝統的な茶道具の格調と現代的な造形美を融合させた作品を数多く残しています。

本作は、田中秀明の代名詞である「モール(打出)」技法が完璧に表現された鍛銅の作品です。一枚の銅板を金鎚で緻密に打ち出すことで、器全体が大輪の菊の花弁(モール菊)を模した立体的なフォルムに仕上げられており、外側から内側の見込みに至るまで、均一で豊かな菊弁の起伏と美しい陰影が創り出されています。口縁部の帯状部分には格調高い雲文(瑞雲文)が浮き彫りで繊細に施されており、底面中央には作家の刻印である「秀明」の角印が鮮明に刻まれています。銅素材特有の温かみと、長年の歳月を経て深みを増した落ち着いた金銅色の地肌、打ち出しによる幾何学的な菊弁文様が相まって、京金工の神髄を感じさせる凛とした美しさを放っています。

この歴史的な金工技術と高雅な造形美を備えた建水を、現代のライフスタイルに合わせ、古酒やプレミアムウイスキー、ワインなどを冷やすための個人用アイスボウル(氷入れ)や、特別な空間を彩る卓上工芸器としてご提案いたします。金属ならではの優れた熱伝導性と重厚な鍛金の存在感は、氷や冷水を蓄えた際に卓上で圧倒的な品格を醸し出し、上質な晩酌のひとときを最高峰のアートとともに演出します。人間国宝を輩出した最高峰の技と中川浄益工房の伝統を継ぐ田中秀明の手仕事による単体の鍛金作品は市場において極めて希少であり、本作は蓋表に「田中秀明造」の直筆墨書と朱印が残された専用の木箱が付属する完全なコンディションの逸品です。

  • 作者:田中 秀明(たなか ひであき、本名:田中 重男、1916年生まれ)
  • 作者の代表的な活動歴:父・田中英蔵に師事、千家十職「中川浄益」工房の茶道具制作に従事、1958年 京都府工芸美術展入選、1962年 日展初入選、1974年 第21回日本伝統工芸展出品(『鍛四分一銀菱文四方菓子器』)、1985年度 京都市芸術功労賞受章(本名:田中重男)、日本工芸会正会員。門下生に三好正豊(重要無形文化財「鍛金」保持者・人間国宝)、15代金谷五良三郎
  • 制作時期:1970年代-1980年代
  • 商品状態:良い(凹みなし、変形なし、古美術・工芸品特有の経年による風合いを除く)
  • 付属品:専用木箱(蓋表に「田中秀明造」の墨書および印章あり)
  • 材質:銅(鍛金・鎚起・モール打出・雲文浮彫)
  • 寸法:高さ 約 12.5 cm、口径(最大幅) 約 17.0 cm、重量 約 249g
  • 注意:当店が提供する商品は生産時期が古い歴史的工芸品であり、すべて古美術・骨董品として掲載しています。経年による微細な変化がある場合がありますので、古美術の本質をご理解およびご確認の上で購入をご検討ください。

低在庫:残り1個

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