京都府文化功労章受章 走泥社 創設者 山田 光 作 粉引鉄絵点線文 珈琲碗皿 ウイスキーの琥珀色が映える白の酒器 #279
京都府文化功労章受章 走泥社 創設者 山田 光 作 粉引鉄絵点線文 珈琲碗皿 ウイスキーの琥珀色が映える白の酒器 #279
1948年に八木一夫や鈴木治らと共に前衛陶芸美術集団である走泥社を結成し、1998年の解散に至るまで一貫して同人を牽引し続けた現代陶芸の巨匠、山田光(1923年-2001年)による粉引鉄絵の珈琲碗皿です。作者の山田光は、陶芸家である父の山田喆のもとで幼少より作陶に親しみ、京都高等工芸学校(現在の京都工芸繊維大学)窯業科で専門技術を修得しました。従来の用の美から陶芸を解放し、純粋な芸術造形としてのオブジェ陶芸のジャンルを日本に確立した最重要作家の一人です。生涯で日本陶磁協会賞(のちに金賞も受賞)に輝き、京都市文化功労者や京都美術文化賞の顕彰を受け、その作品は国内外の主要な美術館に多数収蔵されています。
当店では、この前衛陶芸のトップランナーが遺した貴重な珈琲碗皿を、単なるコーヒーカップとしてだけでなく、時を経て深みを増した最高峰のジャパニーズウイスキーや熟成古酒をじっくりと楽しむためのジャパニーズコウゲイの特別な酒器としてご提案いたします。少し小ぶりのサイズ感を持ったマグカップの形状は、古酒の豊かな香りを手元で愉しむのに十分な大きさを備えています。また、器全体を包む柔らかな粉引の白の色調は、ウイスキーが持つ美しい琥珀色のグラデーションを鮮やかに映えさせ、視覚的な美しさを最大限に引き立てます。器の表面全体には、主張しすぎない細かくてきれいな貫入が均一に見られ、時が育んだ奥深い表情を形成しています。さらに、珈琲碗の取っ手下部およびソーサーの裏面には、それぞれ真正の光の文字による陶印が鮮明に確認できます。
本作品の最大の見どころは、山田光の代名詞である前衛オブジェの造形思考が、実用的な器の中に極めて高い次元で融合している点にあります。山田光は一品物のオブジェ制作を主軸としながらも、1960年代には生活の器をモダンデザインとして追求する門工房を設立するなど、クラフトデザインにも強い情熱を注ぎました。手ひねりによる有機的で柔らかな歪みを持つ碗体に対し、取っ手部分は直線的かつ建築的な幾何学構造で接合されており、土の性質を極限の技術でコントロールした知的な造形を示しています。正面を縦に走る焦茶色の鉄絵による点線文は、ミッドセンチュリーモダンや抽象絵画を彷彿とさせる洗練されたグラフィックデザインへと昇華されています。さらに、カップ下部に施された円形の土見せ(素地を露出させた部分)は、物理的な穴を開けることができない実用器において、彼の代表作であるスクリーンシリーズに見られる空間を透過させる穴や窓の思想を視覚的に落とし込んだ、作家特有のコンセプチュアルな表現と分析できます。共箱の蓋表には作者直筆による粉引の題字と光造の署名、そして真正性を証明する落款が残されており、歴史的コレクションとしての信頼性を完全に証明しています。当店が提供する商品は新品未使用であっても生産時期が大変古いものであり、すべて中古品として掲載しています。商品には経年によるダメージがある場合がありますので、ご理解及びご確認の上で購入をご検討ください。
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作者: 山田 光(やまだ ひかる、1923年-2001年)
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作者の代表的な活動歴:[1948年] 八木一夫、鈴木治らと共に前衛陶芸美術集団「走泥社」を結成、[1962年] 生活空間におけるモダンデザインを追求する「門工房」を設立、[1970年代] 日本陶磁協会賞を受賞(のちに金賞も受賞)、[1990年代] 京都美術文化賞を受賞、京都市文化功労者として顕彰される
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作品収蔵実績:東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、滋賀県立陶芸の森陶芸館、京都市京セラ美術館、など
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製作年代:1970年代〜1980年代前半(昭和中期〜後期)
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商品状態: 非常に良い(欠けなし、割れなし)
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付属品: 専用共箱 あり
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材質: 陶器(粉引・鉄絵)
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寸法: カップ 高さ 約 7.5 cm、経口 約 6.5 cm / 皿 高さ 約 1.0 cm、経口 約 13.0 cm
- 注意: 当店が提供する商品は新品未使用であっても生産時期が大変古いものであり、すべて中古品として掲載しています。商品には経年によるダメージがある場合がありますので、ご理解及びご確認の上で購入をご検討ください。
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