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瀬戸市指定無形文化財保持者 太子窯 鈴木 八郎 作 天目茶盃 天目茶盌 油滴天目 筒型酒器 和のロックグラス #379

瀬戸市指定無形文化財保持者 太子窯 鈴木 八郎 作 天目茶盃 天目茶盌 油滴天目 筒型酒器 和のロックグラス #379

通常価格 ¥65,000 JPY
通常価格 セール価格 ¥65,000 JPY
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大正から平成にかけて瀬戸焼の伝統と革新を追求し、瀬戸市指定無形文化財陶芸灰釉技法の保持者に認定された太子窯の鈴木八郎(すずき はちろう、1915年-2005年)氏による天目茶盃です。鈴木八郎氏は近代工芸の巨匠である藤井達吉氏に師事して図案と工芸思想を修得し、亀井清市氏のもとで修業を積んだ後、1944年から1945年にかけて陶芸研究のため満州へ渡航し中国古代陶磁を深く研究しました。戦後は文展および日展にて通算13回の入選を果たし、日本伝統工芸展への入選や米国メトロポリタン美術館への出陳をはじめ、愛知県美術館、愛知県陶磁美術館、一宮市博物館、碧南市藤井達吉現代美術館、瀬戸市などに作品が収蔵・永年保存されるなど瀬戸陶芸界を代表する名匠として高い評価を獲得しました。当店では、伝統的な天目茶盃として作られた重厚な本作を、大ぶりの氷を浮かべて琥珀色の古酒や熟成ウイスキー、本格焼酎の芳醇な香りと味わいを静かに嗜むラグジュアリーな和のロックグラス(筒型フリーカップ)として世界へご提案いたします。

本作の細部を入念に検分いたしますと、鈴木八郎氏が満州渡航時代に深く研究を重ねた中国古代天目陶磁の美と、熟練の焼成技術が見事に結実した油滴天目(結晶天目)の景色が明確に表れています。漆黒の釉地の上に、銀白色を帯びた美麗な油滴状・結晶状の斑紋が器体全体から見込み(内底)に至るまでびっしりと浮かび上がっており、光の加減によって幻想的な奥行きを生み出しています。筒型の造形には手作業による力強い横段の削りやたわみが施されており、単なる円筒形にはない立体的な陰影と手に吸い付くような心地よい保持感を与えています。高台周辺は釉薬が潔く削ぎ落とされ、瀬戸特有の引き締まった素朴な陶土が露出した土見せとなっており、高台内には美しい渦状の削り出しが施されています。高さ約10.7cm、口径約7.7cm という程よい厚みと高さを持つ筒形構造は優れた断熱性と保冷性を持ち、古酒の深い味わいと氷が響く音を五感で愉しむための格好の舞台となります。

制作時期につきましては、1975年の穴窯開窯以降、1980年出版の著書『古瀬戸文様手控帖』や1981年の瀬戸市永年保存作品選定を経て、中国古代陶磁研究の成果である天目技法と灰釉技法が完璧な成熟期を迎えていた1980年代から1990年代(昭和50年代–平成初期)と推定できます。2005年に鈴木八郎氏が逝去されたことにより、新規の作品が生み出されることは完全に途絶えており、メトロポリタン美術館にも認められた名匠の遺産としての価値を確立しています。作品本体には割れや欠けがなく、油滴天目釉の発色や斑紋の現れ方、釉肌の質感ともに極めて良好なコンディションを保っています。蓋表に天目茶盃と墨書され八郎氏の朱印が捺された専用の共箱、および落款が捺された専用の包布が付属する完全なコンディションの逸品です。

  • 作者:鈴木 八郎(すずき はちろう、1915年-2005年)
  • 作者の代表的な活動歴:藤井達吉氏・亀井清市氏に師事、1944年-1945年 陶芸研究のため満州渡航、文展・日展13回入選、日本伝統工芸展入選、全国陶芸展東陶奨励賞・東陶会長賞、米国メトロポリタン美術館出陳、1975年より穴窯作陶展開催、1980年 著書『古瀬戸文様手控帖』出版、1981年 『羊歯文様大鉢』が瀬戸市永年保存作品に選定、2003年 瀬戸市指定無形文化財「陶芸 灰釉技法」保持者認定
    作品収蔵実績:愛知県美術館、愛知県陶磁美術館、一宮市博物館、碧南市藤井達吉現代美術館、瀬戸市
  • 制作時期:1980年代–1990年代(推定)
  • 商品状態:非常に良い(欠けなし、割れなし、古美術・工芸品特有の経年による風合いを除く)
  • 付属品:専用共箱、落款入り包布 あり
  • 材質:陶器(瀬戸焼・天目釉・油滴天目)
  • 寸法:高さ 約 10.7 cm、口径 約 7.7 cm
  • 注意:当店が提供する商品は生産時期が古い歴史的工芸品であり、すべて古美術・骨董品として掲載しています。経年による微細な変化がある場合がありますので、古美術の本質をご理解およびご確認の上で購入をご検討ください。

低在庫:残り1個

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