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加守田章二直弟子 益子焼 坂田甚内 作 塩釉巴文盌 茶わん フリーカップ 酒器 和のロックグラス #390

加守田章二直弟子 益子焼 坂田甚内 作 塩釉巴文盌 茶わん フリーカップ 酒器 和のロックグラス #390

通常価格 ¥85,000 JPY
通常価格 セール価格 ¥85,000 JPY
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昭和陶芸界の伝説的巨匠である加守田章二氏に師事し、その徹底した造形精神と土への探求心を直接受け継いだ益子焼の異才、坂田甚内氏による「塩釉巴文噐(えんゆう ともえもん き)」の茶盌作品です。独立以降、日本伝統工芸展や日本陶芸展での入選・海外巡回展選抜を経て、公募展を離れてからは個展での一品制作へ傾倒し、大英博物館やロックフェラー財団をはじめとする国際的機関への作品収蔵、ならびに出雲大社「平成の大遷宮」への奉納をはじめ伊勢神宮や比叡山延暦寺など主要社寺への奉納実績を持つ極めて希少な作家による一品です。元来は格調高き抹茶碗として造形された本作ですが、当店では一服の茶を愉しむ茶器としてはもちろんのこと、深遠な見込みと手作りの重厚な質感を活かし、大きめの氷を浮かべて琥珀色の古酒や熟成ウイスキー、本格焼酎を静かに嗜むラグジュアリーな和のロックグラス(酒器)としても世界へご提案いたします。

本作の細部を鑑賞いたしますと、坂田甚内氏が土と焔の対話の中で築き上げた塩釉(ソルトグレイズ)技法と、流動的な巴文(ともえもん)の造形美が見事に結実しています。塩釉は高温焼成中に窯内へ食塩を投入し、揮発したナトリウムと土中のシリカが化学反応を起こすことで瞬時に薄いガラス質釉膜を形成させる高度な技法であり、器表には柚子肌(オレンジピール)と称される独特の緻密な凹凸と美しい貫入が形成されています。深く澄んだ翠緑色の塩釉肌の上には、漆黒から飴褐色へと移ろい行くS字状の巴文様が力強く描かれており、茶を包み込む見込みから外側側面へと連続して渦を巻くような動的な視覚効果を生み出しています。力強い立ち上がりを見せる筒型の碗形と手馴染みの良い高台の作り込みに加え、高台裏の底面には作家自身の手による刻印「甚」が明確に刻み込まれており、素地の荒々しい肌合いと塩釉特有の密着した焼き締めが作意と真作であることを物語っています。

制作時期につきましては、公募展を離れて個展を中心に自身の造形世界を確立し、塩釉および巴文を用いた一連の代表作を精力的に発表した1975年から1985年頃の作品であると推定します。国際交流基金による作品買い上げや海外巡回展出品へと繋がる全盛期の技術的冴えが顕著に現れており、非常に高い芸術的価値を有しています。作品本体には割れや欠けなどのダメージはなく、塩釉の発色および質感ともに非常に良好なコンディションを保っています。蓋表に「塩釉巴文噐」、蓋裏に「甚内」と墨書され朱印が捺された専用桐共箱、および落款入りの専用共布が付属する完全なコンディションの逸品です。

  • 作者: 坂田 甚内(さかた じんない、1943- )
  • 作者の代表的な活動歴: [1964年] 加守田章二氏に師事、[1966年] 独立・築窯、[1971年] 日本陶芸展入選・アメリカおよびカナダ巡回展選抜、[1973年] 日本陶芸展入選・南アメリカ巡回展選抜、[1987年] 国際交流基金買い上げ・「現代伝統陶芸展」海外巡回展出品、[1989年] ニュージーランド国際陶芸展入選
  • 作品収蔵実績: 大英博物館(ロンドン)、ロックフェラー財団、アメリカ大使館、国際交流基金(買い上げ)等(奉納:出雲大社、伊勢神宮、比叡山延暦寺、高台寺、高千穂神社)
  • 制作年代: 1975年–1985年頃(1970年代後半–1980年代前半、推定)
  • 商品状態: 非常に良い(欠けなし、割れなし)
  • 付属品: 専用共箱、共布、栞 あり
  • 材質: 陶器(益子焼・塩釉・茶盌・刻印あり)
  • 寸法: 高さ 約 9.0 cm、口径 約 8.2 cm
  • 注意: 当店が提供する商品は新品未使用であっても生産時期が大変古いものであり、すべて中古品として掲載しています。商品には経年によるダメージがある場合がありますので、ご理解及びご確認の上で購入をご検討ください。

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