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石井 康治 作 手吹きサテン硝子 銀箔彩花文 ステム付テイスティンググラス ワイングラス #412

石井 康治 作 手吹きサテン硝子 銀箔彩花文 ステム付テイスティンググラス ワイングラス #412

通常価格 ¥41,000 JPY
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1971年に東京藝術大学美術学部工芸科(鍛金専攻)を卒業し、東洋ガラス株式会社を経て1977年に独立、1989年に株式会社石井グラススタジオを設立した日本の現代ガラス工芸界の名匠、石井康治氏(いしい こうじ、1946-1996)による手吹き硝子のステム付テイスティンググラスです。宙吹き技法と鍛金で培った立体造形感覚を融合させ、光と風や日本の自然美をテーマに独自のガラス表現を確立した同氏は、1979年に「ジャパンニューフェイスⅡ」出品作が秩父宮妃殿下のお買い上げとなったほか、1985年には三和酒類「いいちこ」シルエットボトルのデザインでジャパンパッケージデザインコンペティション特別賞を受賞、同年の西武工芸大賞展特別賞を受賞し、1994年には箱根・成川美術館にて「光と風のシンフォニー GLASS石井康治」展を開催するなど華々しい足跡を残しました。チューリップ状に柔らかく開くボウルと凛としたステムを持つ本作は、古酒や熟成日本酒、熟成ウイスキーなどの立ち上る芳醇な香りを包み込み、繊細な色合いをじっくり鑑賞するためのラグジュアリーなテイスティンググラス(酒器)として世界へご提案いたします。

本作には、石井康治氏の代名詞である多層的な色ガラスと金属箔の接合技術、ならびに四季の花々や自然の煌めきを表現した「彩花文」に通じる幻想的な意匠が極めて高い完成度で現れています。しっとりとした触感を持つ淡いラベンダー色のサテン(フロスト)ガラスの素地に、ボウル下部からステムにかけて銀箔とミントグリーン、乳白色、薄紫などの彩り豊かな硝子パーツが高温下で繊細に熱着・装飾されています。膨張係数の異なる複数の色ガラスと銀箔を破金させることなく均一に溶着させ、表面にマットな質感を施す工程は、緻密な温度制御と高度な宙吹き技術を要する難度の高い技法です。液体を注ぎ入れると、サテン地の柔らかな光の拡散の中でボウル底部に配された銀箔と鮮やかなパーツが美しく輝き、酒液の色合いと優雅に調和します。ステムからフットにかけては引き締まったダークトーンで仕上げられており、台座裏面には作家手彫りによる「Koji」のサインが刻まれています。

制作時期につきましては、1989年の株式会社石井グラススタジオ設立から、1991年の青森工房開設を経て1996年に50歳で急逝するまでの全盛期(1989年–1996年、1980年代末–1990年代半ば)に制作された作品であると推定します。1977年の独立から急逝に至るまでの作家活動期間が約20年間と短く、同氏の手作業によって生み出された手吹き硝子の一点物は市場での流通量が限定的であり、大変高い希少価値を誇ります。作品本体には割れや欠けなどのダメージはなく、サテンの表面処理や装飾の状態ともに優れたコンディションを保っています。箱蓋表に「手吹き硝子 康治」の銘と朱印が捺された専用箱が付属する作品です。

  • 作者: 石井 康治(いしい こうじ、1946-1996)
  • 作者の代表的な活動歴: [1979年] 「ジャパンニューフェイスⅡ」にて出品作が秩父宮妃殿下のお買い上げ、[1985年] 三和酒類「いいちこ」シルエットボトルをデザインしジャパンパッケージデザインコンペティション特別賞を受賞、[1985年] 「西武工芸大賞展」にて特別賞を受賞、[1989年] 株式会社石井グラススタジオ設立、[1991年] 石井グラススタジオ青森工房開設、[1994年] 箱根・成川美術館にて「光と風のシンフォニー GLASS石井康治」展を開催
    作品収蔵実績: 東京国立近代美術館(現・国立工芸館)、青森県立美術館、千葉県立美術館、富山市ガラス美術館、飛騨高山美術館、成川美術館(箱根・芦ノ湖)
  • 制作年代: 1989年–1996年(1980年代末–1990年代半ば、推定)
  • 商品状態: 非常に良い(欠けなし、割れなし)
  • 付属品: 専用箱 あり
  • 材質: 手吹き硝子(サテン仕上げ、銀箔・色硝子溶着)
  • 寸法: 高さ 約 10.5 cm、口径 約 7.2 cm
  • 注意: 当店が提供する商品は新品未使用であっても生産時期が大変古いものであり、すべて中古品として掲載しています。商品には経年によるダメージがある場合がありますので、ご理解及びご確認の上で購入をご検討ください。

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