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林九郎 作 南蛮渡来 ロックグラス #101

林九郎 作 南蛮渡来 ロックグラス #101

通常価格 ¥18,000 JPY
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この作品は、長崎県波佐見町に拠点を置く「林九郎窯」によって制作された、豪華絢爛な「南蛮渡来」シリーズのロックグラスです。林九郎窯は、有田焼や波佐見焼の伝統を継承しつつ、現代的な感性を取り入れた独自の「古伊万里様式」で知られており、本作もその卓越した意匠が随所に散りばめられています。

グラスの形状は手に馴染みやすい八角形を採用しており、その側面には金彩を贅沢に使用した地色に、黒船や西洋人の姿が色鮮やかに描かれています。絵柄のモチーフとなっているのは、1853年にアメリカ合衆国海軍マシュー・ペリー提督が率いる、蒸気船2隻を含む艦船4隻が浦賀に来航した「黒船来航」の歴史的事件です。この出来事は長く続いた鎖国時代の終焉を象徴し、以後、日本の文化と西洋の文化が劇的に交じり合い、活発な交流が始まる大きなきっかけとなりました。描かれた提督の衣装や帆船の意匠は、当時の日本人が西洋文化に対して抱いた驚きや好奇心を物語っており、伝統的な波紋様(青海波)などの和の意匠と、異国情緒あふれる南蛮文化が見事に融合した、林九郎窯らしい独自の世界観を形成しています。

特筆すべきは、グラスの内側と底面に施された淡い「青海波」の模様と、外側の重厚な彩色との対比です。内側から覗き込むと、透明感のある青磁の風合いが楽しめ、飲み物を注ぐたびにその美しさが際立ちます。本作の制作時期については、林九郎窯がこのスタイルの南蛮シリーズを積極的に展開し、贈答品や高級酒器として高い人気を博した1980年代後半から2000年代初頭にかけての作品であると推察されます。日本の伝統美と、文明開化へと続く大航海時代のロマンが共演するこのグラスは、鑑賞用としても実用としても、日常に格別なひとときを添えてくれるでしょう。

  • 制作元:林九郎窯
  • 制作年代:1990年代~2000年代
  • 状態:良い(欠けなし、割れなし)
  • 付属品:なし
  • 材質:陶器(焼物)
  • 寸法:高さ約9cm、口径約8cm
  • 林九郎窯(りんくろうがま)について:長崎県波佐見町に位置する波佐見焼の窯元で、昭和43年(1968年)に石丸陶芸株式会社によって創設されました。 この窯元は、400年以上の歴史を持つ波佐見焼の伝統を継承しつつ、独自の作風と高品質なやきものを追求しています 。林九郎窯の作品は、江戸時代の「古伊万里様式」を現代に蘇らせたもので、染付や赤絵、染錦などの技法を用いて、絢爛豪華なデザインが特徴です 。
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