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坂田 甚内(Jin)作 手吹き硝子 玻璃盃深甚紋グラス 2点セット #102

坂田 甚内(Jin)作 手吹き硝子 玻璃盃深甚紋グラス 2点セット #102

通常価格 ¥45,000 JPY
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この作品は、日本を代表する陶芸家であり、空間造形やガラス工芸など多岐にわたる分野で独自の芸術世界を切り拓く坂田 甚内(Jin)氏による手吹き硝子の玻璃盃です。本作の最大の特徴は、作家の代名詞とも言える「深甚(しんじん)紋」と、鮮やかな赤の色彩が融合した芸術性の高いデザインにあります。台座部分には、情熱的な赤の硝子に金彩を用いて、波や雲を思わせる流麗な紋様が精密に描かれています。この紋様は、単なる装飾を超え、目に見えないエネルギーや生命の根源的な流れを可視化したものと言えます。台座の底面には、作家の愛称である「Jin」のサインが金彩で誇り高く記されており、一点物としての価値を裏付けています。

制作技法においては、高度な職人技を要する手吹き硝子が採用されています。特筆すべきは、カップ部分に施された「ひび割れ加工(クラックガラス)」の美しさです。高温の硝子を急冷し、再び加熱することで生まれるこの繊細な網目状の亀裂は、光を複雑に屈折させ、琥珀色の飲み物を注いだ際には宝石のような輝きを放ちます。滑らかな曲線を描くカップと、力強く重厚な台座という対照的な構造は、繊細さと力強さという相反する要素を一つの器の中に同居させる、甚内氏独自の造形美を体現しています。

坂田 甚内氏は「形あるものを通じて、形なき精神を伝える」ことを創作の柱としています。このグラスにおいても、手吹きならではのわずかな揺らぎや、ひび割れ一つ一つの偶然性が、量産品にはない「生命の鼓動」を感じさせます。

制作時期については、甚内氏が陶芸で培った「赤金彩」の技法をガラス工芸へと昇華させ、国内外で高い評価を確立した2000年代以降の熟成期の作品と推察されます。日常のひとときを特別な儀式へと変えてしまうような圧倒的な存在感を持つこの玻璃盃は、作家が追い求める「美の深淵」へと使い手を誘う、まさに至高の芸術品です。

  • 作家:坂田 甚内(1943~現在)
  • 作家の代表的な活動歴:[2009年] 第一回 上海国際陶磁生活芸術博覧会の招待作家、[2013年] 出雲大社平成の大遷宮に深甚文箔葉玻璃勾玉大皿「生命の輝き」を奉納、[2013年] 伊勢神宮式年遷宮に合わせて黒陶深甚文箔押大皿「太陽へのオマージュ」を奉納、[2014年] 熱田神宮に深甚文箔玻璃オブジェ「倭安寧」を奉納、[2014年] 亀岡八幡宮(益子町)に黒陶刻印文箔押陶筥一対「長寿」を奉納。
  • 制作年代:2000年代(推定)
  • 状態:非常に良い(欠けなし、割れなし)
  • 付属品:なし
  • 材質:硝子
  • 寸法:高さ約9.5cm、口径約5.5cm
  • 注意:当店が提供する商品は新品未使用であっても生産時期が大変古いものであり、すべて中古品として掲載しています。商品には経年によるダメージがある場合がありますので、ご理解及びご確認の上で購入をご検討ください。

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