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内閣総理大臣賞受賞作家 三代 平安宋丘 (久保 義蔵) 作 曜変天目 三足香炉 曜変天目 博物館収蔵級 【真作保証】#204

内閣総理大臣賞受賞作家 三代 平安宋丘 (久保 義蔵) 作 曜変天目 三足香炉 曜変天目 博物館収蔵級 【真作保証】#204

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京焼の伝統を現代へと繋ぎ、陶芸史にその名を刻んだ至高の名工、三代目 平安宋丘こと久保義蔵(1913年-1989年)による、国宝の美学を現代に蘇らせた曜変天目三足香炉です。久保義蔵氏は明治34年に京都の地で陶家の長男として生まれ、初代および二代宋丘から受け継いだ正統な京焼の技術を土台に、12世紀の南宋時代に中国の建窯で焼成されて以来、その製法が完全に途絶えたとされる失われた伝説の技法、曜変天目の再現にその生涯のすべてを捧げました。世界にわずか3点しか完存しない曜変天目は、すべてが日本の国宝(静嘉堂文庫、藤田美術館、龍光院所蔵)に指定されており、漆黒の釉面に浮かぶ虹色の光彩は宇宙の深淵を写し取ったものと称され、天下人たちがこぞって渇望した陶芸界の聖杯です。氏はその再現不可能と言われた神域の領域に挑み、1978年の第25回日本伝統工芸展において、全工芸家の最高栄誉である内閣総理大臣賞を曜変天目作品で受賞するという快挙を成し遂げました。この受賞は単なる芸術的な評価に留まらず、800年の時を経て失われていた曜変の光を、現代の叡智と執念によって科学的かつ芸術的に再現したという歴史的事実を国家が公認したことを意味しています。

本作品は、三代目の作陶人生における技術的到達点を示す、まさに国宝級の曜変を宿した三足香炉です。天目釉(黒釉)の中で炎の偶然の作用により、釉面にタマムシ色や虹色の結晶が星のように浮き出た曜変は、陶芸における至高の宝石と称されます。氏は自身の作品を極めて厳格に分類しており、青や白の結晶が流動的に現れるものを天目窯変と呼び、日常の用の中に宿る美として愛でたのに対し、完璧な結晶と虹色の輝きが夜空の星々のごとく鮮やかに現れた、自身の技術的ピークを示す会心の自信作にのみ曜変天目の号を付しました。本作の共箱には、三代目自らが確固たる誇りを持って曜変天目と記しており、これは氏が認めた現存する作品の中でも最高位に属する真筆であることを雄弁に物語っています。1984年には勲五等瑞宝章を授与されるなど、その技量は公的に確立されており、氏の作品が東京国立近代美術館や京都国立近代美術館などの主要な美術館に収蔵されている事実は、本作が将来的にさらなる歴史的価値を帯びることを示唆しています。

意匠面においては、古来より礼器として最高格とされる三足(袴腰)の形状を採用しており、蓋には精巧な透かし彫りが施された火屋(ほや)を備えています。高さ約13センチという、曜変の結晶を最も精密にコントロールすることが困難とされる究極の体躯の全面を覆う釉薬には、深淵な漆黒の中から銀河の星々を彷彿とさせる鮮烈な光彩が放たれており、光の角度によって刻一刻と表情を変えるその視覚的効果は、まさに手の中の小宇宙と呼ぶにふさわしいものです。底部には三代目の正真の証である宋丘の角印が鮮明に捺されており、無傷の完品として共箱とともに大切に保存されてきた、これ以上ない極上のコンディションを保っています。1989年に氏が逝去して以来、この次元の曜変天目作品が新たに生み出されることはなく、本作は国宝の魂を継承した現代陶芸史における重要な遺産であり、世界中の愛好家や投資家が渇望する博物館収蔵級の至宝です。この星のようにきらめく虹色の窯変を眺めながら、古き良き時代の名酒や芳醇なジャパニーズ・ウイスキーを嗜むひとときは、日本の伝統工芸が到達した至高の静寂を心ゆくまで享受する、この上なく贅沢なライフスタイルとなるでしょう。

  • 作者: 三代 平安宋丘(へいあん そうきゅう) 本名:久保 義蔵(くぼ よしぞう、1913-1989)
  • 作者の代表的な活動歴: 昭和から平成にかけて京焼・清水焼の第一人者として君臨。1933年に家業を継承し、三代宋丘として活動を開始。1978年(昭和53年)、第25回日本伝統工芸展にて全工芸家の最高栄誉である「内閣総理大臣賞」を受賞。1984年(昭和59年)、勲五等瑞宝章を受章。氏の功績は日本の工芸界において極めて高く、京焼赤絵および天目技法の地位を不動のものとした。
  • 作品収蔵実績:東京国立近代美術館(内閣総理大臣賞受賞作「曜変天目鉢」所蔵)、京都国立近代美術館(「赤絵金彩鉢」他所蔵)、京都府、京都市、京都文化博物館、他
  • 制作年代:1984年〜1989年(内閣総理大臣賞受賞および無形文化財認定以降の最晩年・黄金期) ※本作の「曜変天目」は、炎と釉薬の偶然が織りなす複雑な結晶と深い色彩が特徴です。最高賞を受賞し、名実ともに日本の頂点に立った氏が、最晩年に至るまで追求した洗練された造形美と技術が結実した「黄金期」を象徴する名品です。
  • 状態: 非常に良い(欠けなし、割れなし、傷なし)、【真作保証】
  • 作品制作時期:1984年 頃
  • 付属品: 共箱(作家直筆署名・窯変天目記載・捺印入りの木箱)、包布(捺印入り)
  • 材質: 陶器(京焼・曜変天目)
  • 寸法: 径 約 10.3 cm、高さ 約 13.0 cm
  • 注意: 当店が提供する商品は新品未使用であっても生産時期が大変古いものであり、すべて中古品として掲載しています。商品には経年によるダメージがある場合がありますので、ご理解及びご確認の上で購入をご検討ください。

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