商品情報にスキップ
1 の 28

人間国宝 三浦小平二 生家の窯 佐渡 むみょうい常山 小平窯 窯作品 高台盃 和のショットグラス 訳あり(口縁欠け・ヒビ)金継ぎ素材 #489

人間国宝 三浦小平二 生家の窯 佐渡 むみょうい常山 小平窯 窯作品 高台盃 和のショットグラス 訳あり(口縁欠け・ヒビ)金継ぎ素材 #489

通常価格 ¥3,000 JPY
通常価格 セール価格 ¥3,000 JPY
セール 売り切れ
配送料はチェックアウト時に計算されます。

本品は、新潟県佐渡の窯元「むみょうい常山 小平窯(こへいがま)」の高台盃です。口縁に欠けとヒビがあるため、金継ぎなどの修理を前提とした訳あり品として、付属品なしでご紹介します。小平窯は、青磁の分野で重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された陶芸家、三浦小平二氏の父である三浦小平氏が創始した窯で、三浦小平二氏はその二代にあたります。ただし本品は、三浦小平二氏本人の作品であると断定できるものではなく、小平窯の作品としてご紹介するものです。高台の内側には「小平」の窯印が押されています。当店の確認では、三浦氏本人の作品の陶印は「小」、箱書に用いられる印は「小平二」であり、本品の窯印とは異なります。

小平窯が発行した栞によると、窯の名に冠された「むみょうい(無名異)」は、佐渡鉱山の金銀坑中から産出する酸化鉄の一種の鉱土で、古来、中国や日本で霊薬として用いられてきたものです。明治十一年、初代三浦常山氏がこの土を用い、それまで軟質であったものを改良して硬質の朱紫泥焼(無名異焼)を創始しました。三代常山氏の代には、佐渡の産業として国内外に広く進出しました。三代常山氏の子である初代小平氏は家業を受け継ぎつつ美術絵画の研究に進み、初代常山氏の本名「小平次」にちなんで小平窯を創始しました。

二代の三浦小平二氏は1933年、現在の新潟県佐渡市相川に生まれました。東京芸術大学美術学部彫刻科で平櫛田中氏の指導を受け、陶芸では加藤土師萌氏に師事しています。灰釉陶器、鈞窯を経て青磁へと制作の目標を定め、1976年の第23回日本伝統工芸展で文部大臣賞を受賞しました。受賞作の「青磁大鉢」は、佐渡の朱泥土の素地を轆轤で薄く挽き上げ、明るい青白色の青磁釉をたっぷりと掛けた作品です。その後、アジア・アフリカ各地の風物を青磁に色絵で描く独自の作風を確立しました。

三浦氏は、1993年に日本陶磁協会賞金賞、1994年にMOA岡田茂吉賞工芸部門大賞、1995年に日本工芸会保持者賞を受賞し、1996年に紫綬褒章を受章しています。1997年には、佐渡市の資料によれば青磁の分野で初めてとなる重要無形文化財保持者に認定されました。1990年に東京芸術大学教授、2000年に同大学名誉教授、文星芸術大学陶芸科主任教授となり、2006年に73歳で逝去しています。作品は国立工芸館(東京国立近代美術館)、京都国立近代美術館、新潟県立近代美術館、愛知県陶磁美術館、東京藝術大学大学美術館などに収蔵されています。

本品は、半球形の杯部を、裾に向かってわずかに広がる高い高台で支える形の盃です。轆轤で成形された赤褐色の素地に施釉した作りで、高台の畳付まわりは釉が掛からず、赤褐色の土肌が露出しています。外側には落ち着いた緑色の釉が掛かり、口縁は赤褐色に縁取られています。内側は淡い黄味を帯びた乳白色の釉で、全体に細かな貫入が入り、見込みには轆轤目が渦を描くように残っています。高台の側面には小さな丸い穴が1か所あり、高台の内側からも確認できます。

口縁に小さな欠けが1か所あり、欠けた部分から見込み側へ向かってヒビが伸びています。ヒビに沿って薄い着色が見られます。そのほか、内側の貫入にわずかな着色があり、外側の釉面には小さな黒点が見られます。口縁の欠けとヒビは、金継ぎで景色として生かすことのできる位置と大きさです。飲用にお使いになる場合は、修理を施してからのご使用をおすすめします。状態は画像にてご確認ください。

  • 作者:むみょうい常山 小平窯(こへいがま)※二代は三浦小平二(みうら こへいじ、1933-2006)。本品は三浦小平二氏本人の作品とは断定できない窯作品です
  • 作者の代表的な活動歴(二代 三浦小平二氏):[1933年] 新潟県佐渡郡相川(現・佐渡市)に生まれる、[1955年] 東京芸術大学美術学部彫刻科卒業、[1976年] 第23回日本伝統工芸展 文部大臣賞(青磁大鉢)、[1990年] 東京芸術大学教授、[1993年] 日本陶磁協会賞金賞、[1994年] MOA岡田茂吉賞工芸部門大賞、[1995年] 第42回日本伝統工芸展 日本工芸会保持者賞、[1996年] 紫綬褒章、[1997年] 重要無形文化財「青磁」保持者(人間国宝)認定、[2000年] 東京芸術大学名誉教授・文星芸術大学陶芸科主任教授、[2006年] 作陶50年 人間国宝三浦小平二展(日本橋三越・新潟三越)、同年逝去
  • 作品収蔵実績(三浦小平二氏の作品):国立工芸館(東京国立近代美術館)、京都国立近代美術館、新潟県立近代美術館、愛知県陶磁美術館、東京藝術大学大学美術館、佐渡市、国立市
  • 制作年代:2000年〜2006年 頃
  • 商品状態:訳あり(口縁に欠け1か所、欠けから見込み側へ伸びるヒビあり)
  • 付属品:なし
  • 材質:陶器(赤褐色の素地・施釉)
  • 寸法:高さ 約5.0cm、幅 約5.8cm、奥行 約5.8cm
  • 注意:当店が提供する商品は新品未使用であっても生産時期が大変古いものであり、すべて中古品として掲載しています。商品には経年によるダメージがある場合がありますので、ご理解及びご確認の上で購入をご検討ください。

低在庫:残り1個

詳細を表示する