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国際ガラス展ICG賞受賞作家 石井 康治 作 蒼白グラデーション多色フリット細身硝子酒杯 テイスティンググラス #298

国際ガラス展ICG賞受賞作家 石井 康治 作 蒼白グラデーション多色フリット細身硝子酒杯 テイスティンググラス #298

通常価格 ¥38,000 JPY
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日本の現代ガラス工芸界において、独自の詩的な世界観を確立しながらも50歳という若さで急逝した天才ガラス工芸作家、石井康治(いしい こうじ、1946-1996)氏による酒杯作品です。石井康治氏は、日本の現代ガラス工芸の異才と称される作家です。千葉大学工学部工業意匠学科を卒業後、ガラス製造メーカーである興亜ガラスに勤務して高度な製造技術を習得、その後スタジオを設立して独立されました。特定の巨匠への弟子入りという徒弟制度を経ず、工業デザインの知性とクラフトの手仕事を高次元で融合させた独自のガラス表現を確立し、特に北国や青森の厳しい自然を封じ込めたような絵画的で情緒豊かな作風で知られています。本作品は、石井康治氏が最も高く評価されている技法やエキゾチックな意匠が明確に表現された、氏の創作活動の原点とも言える名品です。

作品は、高度なホットワーク(吹きガラス)技法によって形作られており、透明なガラスをベースに、多色フリット(色ガラスの粒子)とパウダーを幾層にも積層、重色させることで、青と白の色彩のグラデーションによる複雑な流れや雲のような美しい文様を生み出しています。この技法は極めて高い難易度を要し、一瞬の迷いや温度の狂いがガラスの破裂や色彩の濁りに直結するため、卓越した職人技と正確なスピードが要求されます。作品の底部には、自らの手で削り出した真作であることを証明する『Koji』というリューターによる手彫りの銘が誇り高く刻まれています。

石井康治氏は、作家として最も油が乗り世界的飛躍が期待されていた円熟期直前で脳溢血により急逝されたため、自らの手で吹き上げた本物の作品総数は圧倒的に少なく、その希少性は極めて高いです。特に没後30年に当たる2026年現在、氏の遺したインダストリアルデザインと手仕事の融合の妙が国内外のガラスアート市場で再度激しく注目されており、その資産価値と希少性は年々高まり続けています。当店では、この確かな美術史的権威と超絶技巧が息づく器を、現代の洗練されたライフスタイルに合わせ、日本の伝統美を手のひらで愉しむジャパニーズコウゲイの至高の酒器としてご提案いたします。

本作の極めて細身で専門的なフォルムは、長い年月をかけて深いコクと芳醇な香りを纏った古酒や熟成酒を嗜む際に、その複雑な香りを中央に集中させ、緻密な味わいの分析と愉しみを可能にします。北国の厳しくも美しい自然を封じ込めたような意匠は、注がれた古酒の琥珀色や光のききらめきと見事に共鳴し、日常の晩酌を現代アートを鑑賞する贅沢な時間へと昇華させる至高のモダンピースです。

  • 作者: 石井 康治(いしい こうじ、1946年-1996年) 
  • 作者の代表的な活動歴: [1982年] 『日本のガラス展』入選、[1990年] 国際ガラス展『国際ガラス連盟(ICG)賞』など、国内外の現代ガラスアワードで高く評価される
  • 作品収蔵実績: 国立工芸館、青森県立美術館、富山市ガラス美術館、千葉県立美術館、北澤美術館、成川美術館、など国内外主要美術館
  • 製作年代: 1980年代〜1990年代
  • 商品状態: 非常に良い(欠けなし、割れなし)
  • 付属品: 専用共箱(紙)、栞
  • 材質: 硝子(多色フリット)
  • 寸法: 高さ 約 15.3 cm、口径 約 8.0 cm)
  • 注意: 当店が提供する商品は新品未使用であっても生産時期が大変古いものであり、すべて中古品として掲載しています。商品には経年によるダメージがある場合がありますので、ご理解及びご確認の上で購入をご検討ください。

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