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北国風雪賞受賞 能登大社焼創始者 磯見忠司 作 真葉手 酒盃 高足盃 和のショットグラス 古酒用酒器 #443

北国風雪賞受賞 能登大社焼創始者 磯見忠司 作 真葉手 酒盃 高足盃 和のショットグラス 古酒用酒器 #443

通常価格 ¥25,000 JPY
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洋画界の重鎮・石井柏亭に師事して絵画的構図力を学び、近代九谷焼の名匠・北出塔次郎の門下で高度な陶技を修めた後、陸軍士官学校を経て金沢美術工芸大学の前身である美術工芸石川要陶芸科を卒業した陶芸家、磯見忠司(いそみ ただし、1923年-1999年)による能登大社焼(大社窯)の酒盃作品です。1948年(昭和23年)、能登一の宮・気多大社のお膝元である石川県羽咋市寺家町にて開窯した磯見は、日展や朝日陶芸展、現代美術展で入選・受賞を重ね、第5回文部省選抜展では石川県代表として出品されたほか、石川県文化活動奨励賞や第7回北国風雪賞を受賞しました。さらに国立能登青年の家や羽咋市役所など公的施設の大型陶壁レリーフを多数手がけた実力派です。同封された陶歴栞の記載が平成元年(1989年)の第7回北国風雪賞受賞および大社窯開窯40周年記念展まで更新されていることから、本作品は1989年から1990年代初頭(平成元年前後)の熟達期に制作された真作と特定されます。付属する専用の桐製共箱の蓋表には「酒盃」、左下には「忠司」の自筆墨書と朱印が捺され、朱印入りの共布および詳細な作品解説栞が完備されています。

本作品の最大の見どころは、大社窯が独自に開発・確立した代表技法である「真葉手(しんようて)」です。これは国指定天然記念物である気多大社の原始林周辺に自生する実物の植物の葉を器物に貼り付け、1,000度を超える窯の中で焼き切ることで、葉の輪郭や細かな葉脈をそのまま器表に立体的に浮き上がらせる極めて難易度の高い独創技法です。添付された画像を確認すると、温かみのある黄褐色・灰釉地の器表正面に、実物の葉の微細な葉脈一本一本がくっきりと精密に定着しており、自然の造化の美が見事に写し取られています。器体は高足盃(馬上盃)状の優美なフォルムに成形されており、高台部分には釉薬を掛けない無釉の露胎仕上げが施され、鉄分を含んだ素地土の素朴で力強い土味が露出しています。高台内には大社窯の証である「大社」の刻印が鮮明に捺されており、手作業による一品物としての高い完成度を示しています。

高さ約5.3cm、口径約6.0cmという手になじむ小ぶりで上品な寸法を持つ本作品を、当店では現代の洋酒文化や洗練されたライフスタイルに合わせ、古酒やプレミアムウイスキー、熟成日本酒、あるいはスピリッツをストレートでじっくりと愉しむための格調高い「和のショットグラス(和の酒器)」としてご提案いたします。温かみのある灰釉の地肌と鮮明な真葉手の葉文様、弁えられた高台の力強い土味が、注がれた琥珀色の熟成酒やクリアなスピリッツの色彩を美しく引き立てます。気多大社の神域の自然と洋画・九谷陶技の融合から生まれた真作であり、視覚と触覚の双方で日本の伝統工芸の神髄を堪能できる逸品です。

  • 作者: 磯見 忠司(いそみ ただし、1923年-1999年)
  • 作者の代表的な活動歴: 石井柏亭・北出塔次郎に師事。金沢美術工芸大学前身卒業後、1948年に能登大社焼を開窯。日展入選多数、第5回文部省選抜展石川県代表出品、石川県文化活動奨励賞、第7回北国風雪賞を受賞。
  • 作品収蔵・陶壁実績: 国立能登青年の家、羽咋市文化会館、羽咋市役所など公的施設の大型陶壁制作多数
  • 制作年代: 1989年〜1990年代初頭(平成元年前後)
  • 商品状態: 非常に良い(欠けなし、割れなし)
  • 付属品: 専用桐共箱(「酒盃 忠司」墨書・朱印あり)、共布(朱印あり)、作品解説栞(陶歴・真葉手)
  • 材質: 陶磁器(真葉手・灰釉)
  • 寸法: 高さ 約 5.3 cm、口径 約 6.0 cm
  • 注意: 当店が提供する商品は生産時期が大変古いものであり、すべて中古品として掲載しています。経年による変化についてご理解の上で購入をご検討ください。

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