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通商産業大臣認定伝統工芸士 皇室献上作家 山本 芳岳 作 九谷赤絵細描桃文馬上杯 一対 和のショットグラス 古酒用酒器 #456

通商産業大臣認定伝統工芸士 皇室献上作家 山本 芳岳 作 九谷赤絵細描桃文馬上杯 一対 和のショットグラス 古酒用酒器 #456

通常価格 ¥60,000 JPY
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九谷焼赤絵細描の第一人者であり、通商産業大臣(現・経済産業大臣)認定の伝統工芸士、さらには皇室献上作家としても高名な山本芳岳(やまもと ほうがく、1960年生)による最高峰の赤絵磁器作品「九谷赤絵細描桃文 馬上杯(ばじょうはい)一対(2客)」です。福井高等学校デザイン科、金城短期大学日本画科で絵画的構成力を修めた山本氏は、九谷焼工芸高等訓練校でロクロ技術を学んだ後、1982年に九谷焼赤絵細描の名工・福島芳春氏の門に入り、髪の毛ほどの極細線を描き出す驚異的な運筆と上絵釉薬の薫陶を受けました。1985年の独立直後には全国高校総体に伴う加賀市行啓に際し「九谷焼赤絵細描菊鳳凰文前菜脆」を制作して皇太子殿下御夫妻(現上皇上皇后両陛下)へ献上する栄誉に浴し、後に社団法人日本工芸会石川支部会員や加賀美術箱協会理事を歴任、日本橋三越本店での個展や主要公共建築の陶壁制作など華々しい実績を重ねています。付属する専用桐共箱の蓋表には「九谷赤絵細描桃文 馬上杯」の直筆銘、蓋裏には「九谷 芳岳」の落款・朱印が施されており、同封された栞の最終年譜が2007年の「平成十九年 三越日本橋本店(第三回)」となっていることから、技術が円熟を極めた2007年前後(平成19年前後)に制作された作品であると推定できます。

本作品の意匠を分析すると、日本画とデザインの素養に裏打ちされた高度な構図美と、山本氏の真骨頂である超密度の赤絵細描技法が見事に凝縮されています。器体外側には、面相筆によってミクロン単位の密度で描き込まれた七宝文、亀甲文、格子文などの吉祥割付文様が整然と巡らされ、その中央には金の輪郭線と赤彩のグラデーション、繊細な点描によって瑞々しい桃の実と葉が描かれています。さらに内底(見込み)には、可愛らしい桃の実と梅の花が可憐に描き込まれ、器の口縁内側や高台の脚部に至るまで隙間なく幾何学文様と金彩が施されています。ここで描かれている「桃」は、古来より中国や日本の伝統意匠において仙木・仙果とされ、不老長寿や不老不死を象徴する極めて格の高い吉祥文様です。また『古事記』において伊邪那岐命が魔物を桃の実で退散させた故事にも由来し、邪気を払い無病息災をもたらす強力な護符・祝福の意味が込められています。高台脚部には緑彩や金彩の美しい装飾が施され、高台裏には朱彩で「九谷 芳岳」の銘が誇り高く記されています。

口径約5.5cm、高さ約7.5cmという優美な立ち上がりと高台(脚)を持つ馬上杯形式の本作品を、当店では現代の上質なライフスタイルや洋酒文化に合わせ、ヴィンテージウイスキーやプレミアムストレートスピリッツ、古酒、熟成日本酒をストレートで味わうための極上の「和のショットグラス(和の酒器)」としてご提案いたします。手に取った際に感じられる繊細な絵付の質感と、酒を注ぎ飲み干す際に見込みに現れる桃と梅の吉祥文様は、特別な晩酌の時間をこの上なく優雅で格調高いひとときへと昇華させます。皇室献上作家の最高峰の描線技術と伝統的な吉祥意匠が結実した逸品であり、鑑賞と実用の双方で日本の工芸美の神髄を堪能できる名品です。

  • 作者: 山本 芳岳(やまもと ほうがく、1960年 - )
  • 作者の代表的な活動歴: 福井高校デザイン科、金城短大日本画科、九谷焼工芸高等訓練校卒業。1982年福島芳春に師事。1985年独立、皇太子殿下御夫妻(現上皇上皇后両陛下)加賀市行啓に際し赤絵細描作品を献上。1989年日本工芸会石川支部会員、1996年通商産業大臣認定伝統工芸士、三越日本橋本店個展(第1回〜第3回)。加賀美術箱協会理事、加賀九谷焼陶磁器協同組合理事。
  • 制作年代: 2007年前後(平成19年前後)
  • 商品状態: 非常に良い(欠けなし、割れなし)
  • 付属品: 専用桐共箱(蓋表に「九谷赤絵細描桃文 馬上杯」自筆墨書・蓋裏に「九谷 芳岳」落款・朱印あり)、略歴栞、包布 あり
  • 材質: 磁器(赤絵細描・金彩・緑彩・黄彩)
  • 寸法: 口径 約 5.5 cm、高さ 約 7.5 cm
  • 注意: 当店が提供する商品は新品未使用であっても生産時期が大変古いものであり、すべて中古品として掲載しています。経年による変化についてご理解の上で購入をご検討ください。

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