商品情報にスキップ
1 の 41

日展特選作家 金沢美大名誉教授 北出 不二雄 作 緑彩薄竹図飾皿 和の小料理皿 菓子皿 青泉窯 富本憲吉命名窯 #459

日展特選作家 金沢美大名誉教授 北出 不二雄 作 緑彩薄竹図飾皿 和の小料理皿 菓子皿 青泉窯 富本憲吉命名窯 #459

通常価格 ¥50,000 JPY
通常価格 セール価格 ¥50,000 JPY
セール 売り切れ
配送料はチェックアウト時に計算されます。

人間国宝の富本憲吉氏が九谷上絵付研究のため年余にわたり滞在し「青泉窯(せいせんがま)」と命名した石川県加賀市の名窯にて、父である三代・北出塔次郎氏(日展特選3回・金沢美術工芸大学教授)の跡を継ぎ、日展評議員や金沢美術工芸大学教授・名誉教授として現代九谷陶芸界を牽引した巨匠、北出不二雄(きたで ふじお、1919年–2014年)による緑彩磁器の平皿(飾皿・菓子皿)です。明治元年に初代・与門氏が加賀江沼郡の山峡に開窯し(横川博士著『日本民窯』掲載)、二代・亀吉氏を経て受け継がれた青泉窯の伝統のもと、石川県立工業学校から京都国立陶磁器試験所、兵役を経て金沢美術工芸専門学校(現・金沢美術工芸大学)で先進的な製陶技術を修めた北出氏は、古九谷が有する「生新なる香気」を守りつつ、外来の亜流を排した現代的で実験的な色絵磁器を展開しました。東京国立近代美術館や石川県立美術館、加賀市美術館等に作品が収蔵される北出氏の本作は、付属する専用桐共箱の蓋表に「緑彩 薄竹図 飾皿」の直筆銘と蓋裏の落款が施されており、金沢美術工芸大学教授時代の活躍や技法の成熟期にあたる1960年代から1970年代前半(昭和40年代)に制作された真作と特定されます。

本作品の最大の特長は、鮮やかなエメラルドグリーン(ターコイズブルー)と深みのある黒彩が織りなす「緑彩」の美しさと、極めて洗練された現代的な構図美にあります。皿一面には、日本の伝統的な風物である薄(ススキ)と竹の意匠が、シャープな直線と幾何学的な面構成によって抽象的に再構築されて描かれています。透明感あふれる美しい緑釉のグラデーションと黒い下地・線描の対比は、富本憲吉氏の「模様から模様を作らない」という造形美学を受け継いだ北出氏ならではの独創的な世界観を体現しています。さらに、器の縁(リム)周りには細やかな朱線と緑線が巡らされ、裏面高台脇には深みのある紺青釉の輪線と、高台内に緑彩で「不二」の丸印が捺されています。なお、お皿の縁の一部に見られる傷のように見える箇所は、登り窯での焼成時に生じた伝統的な窯疵であり、作品完成後の傷や破損ではありません。

高さ約3.5cm、幅径約17.5cmという手頃で汎用性の高い寸法を持つ本作品を、当店では現代の上質なライフスタイルや洋酒文化に合わせ、ウイスキーや古酒、熟成日本酒とともに楽しむ和洋の小料理や、果物、チーズ、生ハムなどのおつまみを引き立てる格調高い「ジャパニーズコウゲイの料理皿」としてご提案いたします。緑彩が放つモダンな色彩と抽象図案の深みは、盛られた料理や果実の色彩を美しく惹き立て、特別な食卓や晩酌の時間を優雅に演出します。歴史ある青泉窯の伝統と現代九谷の最高峰の造形美が結実した逸品であり、鑑賞と実用の双方で日本の工芸美の神髄を堪能できる名品です。

  • 作者: 北出 不二雄(きたで ふじお、1919年 - 2014年)
  • 作者の代表的な活動歴: 京都国立陶磁器試験所修了、金沢美術工芸専門学校(現・金沢美術工芸大学)卒業。日展特選受賞・評議員・参与、日本現代工芸美術展文部大臣賞受賞、金沢美術工芸大学教授・名誉教授、加賀市文化財委員。
  • 作品収蔵実績: 東京国立近代美術館、石川県立美術館、加賀市美術館、金沢市立中村記念美術館など
  • 制作年代: 1960年代〜1970年代前半(昭和40年代)
  • 商品状態: 非常に良い(欠けなし、割れなし。縁に焼成時の窯疵あり)
  • 付属品: 専用桐共箱(蓋表に「緑彩 薄竹図 飾皿」自筆墨書・蓋裏に「不二雄」落款・朱印あり)、専用解説栞あり(石川県美術文化協会長 嵯峨保二 執筆)
  • 材質: 磁器(緑彩・黒彩・上絵付)
  • 寸法: 高さ 約 3.5 cm、幅径 約 17.5 cm
  • 注意: 当店が提供する商品は新品未使用であっても生産時期が大変古いものであり、すべて中古品として掲載しています。商品には経年による変化や焼成時の窯疵等がある場合がありますので、ご理解及びご確認の上で購入をご検討ください。

低在庫:残り1個

詳細を表示する