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常滑市無形文化財保持者 小西 洋平 作 朱泥練り上げ源心彩 手引ろくろ 茶器 酒器 一対 #383

常滑市無形文化財保持者 小西 洋平 作 朱泥練り上げ源心彩 手引ろくろ 茶器 酒器 一対 #383

通常価格 ¥50,000 JPY
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常滑焼の伝統技術を継承しながら独学で「練り上げ」と「薄造り」の技法を進化させ、2013年に常滑市指定無形文化財「常滑焼(手引ろくろ)」の保持者に認定された現代常滑焼の最高峰、小西洋平(1941-)氏による「朱泥練り上げ源心彩(げんしんさい)」のフリーカップ一対(2客組)作品です。小西洋平は1982年にフランスのバロリス国際陶芸ビエンナーレにて銀賞を受賞して世界的な評価を確立し、その作品はロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館やアメリカのフィラデルフィア美術館をはじめとする主要美術館に多数収蔵されています。当店では、手引ろくろによる精緻な造形と極上の肌触りを誇る本作を、日々の茶器としてはもちろんのこと、琥珀色の古酒や熟成ウイスキー、本格焼酎を静かに嗜むラグジュアリーな和のロックグラス(ペア酒器)として世界へご提案いたします。

本作の細部を入念に検分いたしますと、小西洋平の代名詞であり、常滑焼の歴史に新たな一ページを刻んだ独自技法「源心彩」の真髄が明確に現れています。源心彩は、常滑特有の朱泥をはじめ、緑泥、白泥、黄泥など異なる色彩の陶土を層状に重ね合わせ、手引ろくろの回転と絶妙な手削りによって流動的な幾何学模様を生み出す極めて高度な練り上げ技法です。器体外側には多色土が織りなす複雑な波状・楕円状の規則的なグラデーション模様が緻密に表現されており、驚異的な手引ろくろの技術による薄造りの造形と相まって手に吸い付くような重厚かつ洗練された質感をもたらしています。器内側の見込みから底部に至るまで、ろくろの回転に沿った見事な渦巻き状の練り上げ層が寸分なく連続して露出しており、高台脇の外側底部近くには作意を証明する丸型の陶印「洋」が明瞭に捺されています。さらに畳付(底面)にも同様の同心円状の練り上げ模様が貫通しており、土そのものの組み合わせによって模様を構築する練り上げの構造的美しさが完璧に保持されています。

制作時期につきましては、1982年のバロリス国際陶芸ビエンナーレ銀賞受賞を経て「源心彩」の技術と意匠表現が最高の成熟期を迎えた全盛期にあたる1985年から1995年頃(1980年代半ば–1990年代前半)の真作と特定されます。ヴィクトリア&アルバート博物館等に収蔵された代表作と同系統の技法であり、国際的な美術市場においても高い評価を受ける年代の逸品です。作品本体には割れや欠けがなく、多色土の発色や表面のなめらかな質感ともに極めて良好なコンディションを保っています。蓋表に「源心彩」「洋平」と墨書され落款が捺された専用の共箱が付属する完全なコンディションの作品です。

  • 作者: 小西 洋平(こにし ようへい、1941- )
  • 作者の代表的な活動歴: [1982年] フランスのバロリス国際陶芸ビエンナーレにて銀賞を受賞、[2013年] 常滑市指定無形文化財「常滑焼(手引ろくろ)」の保持者に認定。現在は日本工芸会正会員として、伝統技術を継承しつつ独学で進化させた「練り上げ」と「薄造り」の技法を武器に、現代常滑焼の最高峰として活動を続けている。
  • 作品収蔵: ヴィクトリア&アルバート博物館(イギリス・ロンドン)、フィラデルフィア美術館(アメリカ)、愛知県立陶磁美術館(愛知県瀬戸市)、常滑市陶磁器会館(愛知県常滑市)、INAXライブミュージアム(愛知県常滑市)、他。特にロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館には、氏の代表的な技法である練り上げを用いた作品が収蔵されており、国際的な芸術価値が確定している作家である。
  • 制作年代: 1980年代~1990年代前半
  • 状態: 非常に良い(欠けなし、割れなし、経年による風合いあり)
  • 付属品: なし
  • 材質: 陶器(常滑焼・練り上げ)
  • 寸法: 高さ 約 7.0 cm、口径 約 5.6 cm、
  • 注意: 当店が提供する商品は新品未使用であっても生産時期が大変古いものであり、すべて中古品として掲載しています。商品には経年によるダメージがある場合がありますので、ご理解及びご確認の上で購入をご検討ください。

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